【危険性】TikTokが禁止の国はどこ?日本でははいつから?アメリカで禁止の理由は?



TikTok

中国発の動画投稿アプリTikTok(ティックトック)。

アメリカなどで利用を禁止する法案が可決されていますが、どのような危険性があるのでしょうか。

日本ではいつから禁止されるのか、どこの国が禁止していてその理由は何なのか、などについてまとめました。

目次

【危険性】TikTokが禁止の国はどこ?

TikTok

TikTokは、主に10〜20代に人気の中国の動画投稿アプリです。

全世界で30億人もの人がダウンロードしていますが、使用禁止にする国が次々と出てきています。

台湾・インド・欧州連合(EU)・アメリカ・カナダなどが、TikTokの禁止や削除することを指示しています。

・2019年5月、台湾ではTikTokや小紅書、TikTokの中国版「抖音」などのアプリの公的機関でのダウンロード・使用を禁止に。

・2020年6月、インドがTikTokなどの中国企業が提供する59のアプリの使用を禁止に。

2021年1月には、禁止措置を恒久化することを発表。

・欧州連合(EU)欧州委員会が2023年2月23日に、TikTokを職員が業務用携帯機器で利用することを禁止に。

・米大統領府が政府職員らに、2月27日から30日以内にデバイスとシステムからTikTokを削除することを指示し、インターネット経由でアクセスすることを禁止に。

・カナダが2023年2月28日から、TikTok使用禁止措置を施行。

・3月1日、TikTokが18歳未満のアメリカの利用者は、1日当たりの使用を1時間以内に制限することを発表。

・アメリカでのTikTok利用を全面禁止する法案が3月1日に賛成多数で可決。

なぜ禁止になっていくのか、次で詳しく見ていきましょう。

【危険性】TikTokが世界で禁止に!アメリカで禁止の理由は?

TikTok

TikTokがアメリカなどで禁止になっていく理由や危険性についてまとめました。

①若者のSNS依存症・中毒性

アメリカでは、2022年にTiktokの月間平均視聴時間がYouTubeを上回っていたという情報もあり、未成年のSNS依存・TikTok中毒が問題視されています。

アメリカで実施された世論調査では、ティーンエイジャーの67%がTikTokを使ったことがあると答え、16%は「しょっちゅう」使っていると答えています。

アメリカでは、未成年者のSNS依存による悪影響が社会問題となっています。

【出典元:https://news.livedoor.com/article/detail/23796110/】

②若者の死亡・摂食障害

  • TikTokで配信されていたダイエット動画を見たことで洗脳され、摂食障害になった事例もあるということです。

実際に、TikTokの動画に影響をうけて過剰な食事制限を行ったことで、たんぱく質不足から髪が抜け落ち、胆石が発達、胆嚢を除去する手術をした10代の少女もいるそうです。

【出典元:http://rapt-plusalpha.com/50737/】

③個人情報を不正に入手

中国がTikTok利用者の個人情報を不正に入手しているという声も。

TikTokは2021年6月2日に米国でのプライバシーポリシーを更新。

「画像および音声情報」の項目に、「我々は、お客様のユーザーコンテンツや、顔写真や指紋など、米国の法律で定義されている生体認証識別子やバイオメトリック情報を収集することがあります。法律で同意が義務づけられている場合は、収集を行う前に必要な許可をお客様に求めるつもりです」と記載されています。

【出典元:https://sputniknews.jp/20210604/8441166.html】

【危険性】TikTokが世界で使用禁止に!日本でははいつから?

TikTok

TikTokは日本で使用禁止になるのか、なるとしたらいつからなのでしょうか。

日本でも、政府職員の端末機器でのTikTokの使用が禁止されていたことが2月27日に明らかになりました。

日本も政府職員の端末機器でTik Tokの使用をすでに禁止していると明らかにした。松野博一官房長官は27日の記者会見でTik Tokに関連し「政府職員が使用するスマートフォンなど公用端末のうち機密情報を扱う機器を対象に利用を禁じている」と述べた。ただ、特定の国を対象にしたものではなく、他のSNSの利用も禁じていると付け加えた。

【出典元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cbc92824aa393109450d7d172bc47f4eb451beb1】

日本でのTikTokの月間利用者数は950万人という情報がありました。(2022年)

TikTokは収益化することができ、投げ銭・企業案件・アフィリエイトなどで収入を得ることができます。

1本の動画に対し単価は『フォロワー×1〜3円』。

調べてみると、TikTokで月100万円以上稼いでいる人もいました。

TikTokが日本でも使用禁止になれば、困る人も多くいそうですね・・。

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